2006年05月26日

第4回裁判(弁論準備手続)のご報告

晴れ裁判所 新潟地裁高田支部
晴れ期 日 平成18年5月25日 午後3時00分 弁論準備手続
晴れ出席者 原告5名,原告代理人2名
    被告職員1名,被告代理人2名
晴れ内 容
1 書面の提出
 原告から5月11日付準備書面(4)を提出しました。GMイネの細胞内部で生産されたディフェンシンがイネの外部に流出する恐れがあることについて主張する内容です。また,甲70号証を提出しました。
 これに対し,被告からは5月18日付準備書面(3)と25日付準備書面(4)(5)(6)(7)及び証拠(乙25・26)が提出されました。被告所長の黒田氏が行った実験を引用してディフェンシンが体外に流出しないことなどを主張しております。
 なお,上記被告の準備書面(4)(5)については,裁判長の判断により,陳述しない扱いになっています。

2 ディフェンシン産出・流出実験について
 現在GMイネからディフェンシン耐性菌の発生,とりわけディフェンシンの産出・体外への流出があるかどうかが重要な争点となっています。
 この点,被告は被告所長の黒田氏が行った実験結果を提出し(乙25号証は再度行った実験です),これによるとディフェンシンの流出はない,と結論づけています。
 しかし,原告は,上記黒田氏実験には数多くの問題があり,被告が引用している文献の中でもディフェンシンの流出を認めた記載があり,当然流出の恐れはあるものと主張しています。
 裁判長は,これに対し,「双方立ち会って協力して実験ができないか」という提案をしました。そして,その前提として,原告は実験の問題点について指摘をまとめるとともに,納得できる形での実験がどのようなものであるか提示して欲しいと述べました。
 原告は,これは直接的で望ましいことから,これに賛成し,次回までに,共同実験の正しいあり方について提示することとしました。
 被告も,筑波の本部に問い合わせないと分からないとしつつも,共同の実験方法について検討するとしました。

 最後に,原告の一人から,黒田氏実験の不当性について指摘する鋭い発言がありました。
 すなわち,黒田氏実験(追加で行ったもの)の中には,「水田水」を用いて実験したといいながら,実際は河川から採取した水を用いており,前提を全く欠いた不当な実験であること,どこの河川から採取した水であるかはもとより,実験の場所も日時も記載されていないことを指摘するものです。
 これに対し,被告は追加で報告書を出すことを検討すると明言しました。

3 次回までの準備
 原告は,6月15日までに,抗生物質に対するものと本件における耐性菌が別のものであるという被告の主張に対する反論の準備書面を提出することとなりました。また,被告が原告に対し釈明を求めた事項(準備書面(6)(7))について,回答を検討することとなりました。
さらに,6月末ころまでに,黒田氏実験の問題点をまとめるとともに,上記の共同実験について正しい方法について提示することになります。
 被告は,6月30日までに,本日原告が提出した準備書面(4)に対する反論の準備書面を提出することとなりました。また,上記の共同実験方法についても,被告から何らかの提案がなされるものと思われます。

晴れ次 回
7月13日 午後4時から,新潟地裁高田支部にて
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第3回裁判(弁論準備手続)のご報告

晴れ裁判所 新潟地裁高田支部
晴れ期 日 平成18年4月14日 午後3時00分 弁論準備手続
晴れ出席者 原告6名,原告代理人4名
    被告職員1名,被告代理人2名

晴れ内容
1 裁判官の変更
4月の異動により,仮処分の決定を出した裁判官らが交代し,裁判長と右陪席裁判官が交代になりました。

2 追加提訴
新たに原告8名の参加を得たことから,追加提訴をし,この訴状と答弁書が提出されました。

3 書面の提出と釈明についてのやりとり
原告から準備書面(3)などを提出しました。被告から求められた釈明に答え,また被告に対し釈明を求める内容です。原告は,昨年の野外実験について,ディフェンシン耐性菌の出現があったかどうか,自然交雑があったかどうかの調/査を行ったか否かなどについて釈明を求めております。
これに対し,被告は準備書面(2)などを提出しました。

4 次回について
裁判官は,本件裁判について,ディフェンシン流出の可能性とこれに対する耐性菌の発生が中心的論点になることを的確に指摘し,被告に対し骨子ではなくより詳細な主張を求めるとともに,原告に対し,上記論点に関し詳しく主張する準備書面を提出するよう求めました。
次回の2週間前(5月11日)までに,原告が上記に関する準備書面を提出し,次回の1週間前(5月18日)までに,被告が釈明に答える準備書面を提出するということになりました。

晴れ次回期日 平成18年5月25日 午後3時
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2006年02月24日

写真で見る第2回裁判

Dscf0081.JPG
快晴です

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直江津では殆ど雪がありませんでした
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第2回裁判(弁論準備手続)のご報告

晴れ裁判所 新潟地裁高田支部
晴れ期 日 平成18年2月22日 午後4時00分 弁論準備手続
晴れ出席者 原告5名,原告代理人2名
    被告職員1名,被告代理人2名

晴れ内容
1 追加提訴
新たに原告8名の参加を得たことから,追加提訴をしました。
これで原告は総勢23名になります。

2 被告側の基本姿勢
被告が準備書面1を提出しました。
内容は,GM技術の一般論や有用性を述べるにとどまっています。

3 原告の反論
当方が準備書面2を提出しました。
当方は,次のように反論しました。
@ 被告代理人の考え方は,差し止め訴訟の法律論を誤り,また,GM実験に関するカルタヘナ法や生物多様性の保護に関する諸法規を正しく理解していない。
A 差し止め訴訟は,危害が発生する具体的な危険(本件では交雑や耐性菌の発生)があり,しかもその危害が発生すると回復困難な損害が発生する可能性があるとき,危害の発生を未然に防止することを目的としている。このような未然防止裁判に,危害が既に発生していることの実証を求めるのはナンセンスであり,裁判そのものの意味を失わせる。現実に,多くの裁判例も,「危害発生の危険」を理由に,差し止めを認めている。
原告らは,被告が明らかにしない限り,交雑や耐性菌発生の事実を知ることができないし(実証できない),実証する必要もないと考えている。仮に既に交雑もしくは耐性菌発生しているのなら,被告はただちに実験を中止すべきでる。
B カルタヘナ法や生物多様性国家戦略は,生物多様性への「予防原則」や「予防的順応的態度」の重要性を宣言している。ヒトは生物や生態系のすべてを理解しているわけではないから,常に,謙虚に,慎重に行動しろということである。
原告らは,本実験には謙虚さや慎重さにかけることを具体的に指摘し交雑や耐性菌発生の危険を指摘しているのであるから,被告らは,実験が謙虚かつ慎重なもので,交雑や耐性菌の発生の危険がないこと(原告の指摘が誤りであること)を具体的に主張し,立証しなければならない。そのような主張,立証ができければ,カルタヘナ法により,実験の続行は認められないはずである。
C 原告らの主張は,植物学や微生物の専門学者の真摯な意見に基づいたものであり,これを「空想的科学」の一言で片付けるのは,余りに不見識である。
 

晴れ次回期日 4月14日 午後3時〜
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2006年02月10日

記者会見のキャンセルのお知らせ

20日に予定していた日本外国特派員協会における下記の記者会見が,都合により、キャンセルとなりました。

日 時 2006年2月20日(月)午後3時〜
場 所 JR有楽町駅前の電気ビル北館20階
出席者 加藤登紀子(原告)、神山美智子(原告代理人)、その他
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2006年02月07日

記者会見の延期のお知らせ

本日予定されていた外国特派員協会での記者会見については、日程上の都合により延期されることになりました。
また、日時が決まり次第お知らせいたします。
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2006年02月05日

公式HPの開設

遺伝子組み換えイネ裁判の公式HPが開設されました。
http://ine-saiban.com/

なお、当サイトは、速報HPとして、継続更新いたします。
引き続きご覧下さいますようお願い申し上げます。
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2006年02月02日

第1回裁判期日のご報告(速報)

●2006年2月2日(木)午後1時半〜
●新潟地方裁判所高田支部
●裁判官 板垣千里、松井 修、満田寛子
●内 容
原告代理人神山美智子より訴状要旨を陳述。
原告佐藤ふじ枝(上越市)、原告山下惣一(佐賀県唐津市)より意見書の要旨を陳述。

●次回第2回目は、2月22日午後4時〜(予定)

裁判前の集会の様子
Dscf0002.jpg

裁判後の記者会見の様子
Dscf0018.jpg
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2006年02月01日

外国特派員協会での記者会見(予定)

日本外国特派員協会における本裁判に関する記者会見が,以下の日程で行われる予定です。
ご注目下さい。

日 時 2006年2月7日(火)午後4時半〜5時半
場 所 JR有楽町駅前の電気ビル北館20階
出席者 加藤登紀子(原告)、神山美智子(原告代理人)、その他
posted by GMNG at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁 判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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