2006年02月24日

第2回裁判(弁論準備手続)のご報告

晴れ裁判所 新潟地裁高田支部
晴れ期 日 平成18年2月22日 午後4時00分 弁論準備手続
晴れ出席者 原告5名,原告代理人2名
    被告職員1名,被告代理人2名

晴れ内容
1 追加提訴
新たに原告8名の参加を得たことから,追加提訴をしました。
これで原告は総勢23名になります。

2 被告側の基本姿勢
被告が準備書面1を提出しました。
内容は,GM技術の一般論や有用性を述べるにとどまっています。

3 原告の反論
当方が準備書面2を提出しました。
当方は,次のように反論しました。
@ 被告代理人の考え方は,差し止め訴訟の法律論を誤り,また,GM実験に関するカルタヘナ法や生物多様性の保護に関する諸法規を正しく理解していない。
A 差し止め訴訟は,危害が発生する具体的な危険(本件では交雑や耐性菌の発生)があり,しかもその危害が発生すると回復困難な損害が発生する可能性があるとき,危害の発生を未然に防止することを目的としている。このような未然防止裁判に,危害が既に発生していることの実証を求めるのはナンセンスであり,裁判そのものの意味を失わせる。現実に,多くの裁判例も,「危害発生の危険」を理由に,差し止めを認めている。
原告らは,被告が明らかにしない限り,交雑や耐性菌発生の事実を知ることができないし(実証できない),実証する必要もないと考えている。仮に既に交雑もしくは耐性菌発生しているのなら,被告はただちに実験を中止すべきでる。
B カルタヘナ法や生物多様性国家戦略は,生物多様性への「予防原則」や「予防的順応的態度」の重要性を宣言している。ヒトは生物や生態系のすべてを理解しているわけではないから,常に,謙虚に,慎重に行動しろということである。
原告らは,本実験には謙虚さや慎重さにかけることを具体的に指摘し交雑や耐性菌発生の危険を指摘しているのであるから,被告らは,実験が謙虚かつ慎重なもので,交雑や耐性菌の発生の危険がないこと(原告の指摘が誤りであること)を具体的に主張し,立証しなければならない。そのような主張,立証ができければ,カルタヘナ法により,実験の続行は認められないはずである。
C 原告らの主張は,植物学や微生物の専門学者の真摯な意見に基づいたものであり,これを「空想的科学」の一言で片付けるのは,余りに不見識である。
 

晴れ次回期日 4月14日 午後3時〜
posted by GMNG at 09:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 裁 判 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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